neputa日記

日常

幸せを感じる瞬間に襲いかかる感傷

「幸せだな」としみじみ感じる瞬間に、「でもこれがあと何回あるのだろう」とか、「これが最後だったらやだな」などと、いま感じたはずの幸福感とは反対の思いに駆られることはないですか?

 

個人的に最近の例をあげると、飼っている小鳥が手のひらの中で目を細めているのを見ているときや、年末年始に両親と顔を合わせたとき。すごくホッとした気持ちで幸福感を味わっている、たしかにそういう感情はあるのだけれど、必ずと言っていいほどその直後、上記に挙げたようなことが頭に浮かぶ。

 

「本当は幸せを感じていないのでは」「刹那に酔っているだけ」「諸行無常原理主義なのか」などいろいろ考える。もしかしたら「幸せがコワイのかしら」なんてことを思ったりもする。ネットを見ていたら「幸せ恐怖症」なんて言葉があるそうな。深く悩むほどではないけれど不思議でしょうがない。

 

思えば物心つく頃からのクセのようなものではないかとも思う。子供の頃は、いざ楽しい時間が始まると、またたく間に終わりに訪れる悲しさの気配に気持ちが沈み、いよいよ終わりとなると涙をこらえるのに必死だった。放課後の遊びの時間から、年に一度顔を合わせるいとこ達と過ごすときなど、いずれも同じように、その感情はやってきた。

 

いまではさすがに泣きそうになることはないが、心の裏側に生じる気持ちはそう変わらないと思う。なんとか症候群のような名前があったりするのだろうか。脳科学か心理学にこういう類の研究はあったりするのだろうか。文献があればぜひ読んでみたい。